2008,10,10, Friday
サンクリニック視察
10月10日(とつきとうか)岡山県岡山市にある産科、産婦人科、小児科のサンクリニックを訪問させて戴きました。此処はカンガルーケアと言って生まれたばかりの赤ちゃんをお母さんのお腹の上にのせて、お母さんの体温で心地よいのか泣かずに動き出し、自力で這い出しおっぱいを吸い出し、嬉しそうにだきつだかれつ、親子の絆が確認できる方法を取り入れている病院です 私のブログ9月23日に娘のカンガルーケア状況を掲載しています(参考に) 部屋は、ホテルかペンションなみでバス、トイレ付き個室で母子同室が原則です。とても綺麗な素晴らしいお部屋でした。院内を山下事務局長さんがくまなく案内して下さいました。 この日丁度退院される赤ちゃんがいて、院長先生はじめ全員で見送りをしているところを拝見させて戴きました。 山縣院長先生、山下事務局長他全員で車が見えなくなっても手を振って見送りをしていました。私もつい手を振ってしまいました。 山縣院長先生と山下事務局長さんとゆっくりお話をさせて戴きました。 その中で母乳育児の大切さ、赤ちゃんが人間らしく育ち、母親が母親らしく育って行くための一番の 近道だと教えて下さいました。また、出産を終わりではなく、始まりだ、その子育ての支援をさせて戴く、その方法が沢山ありました。「子育て支援ネット」「ニコニコサンクラブ」「育児所」「孫育てセミナー」「食育」「絵本セミナー」「すこやか人生講座」等々沢山の企画で充実していました。 最後に院長先生は、子育ては家庭だけで出来るものではない。地域ぐるみで育ててこそ、すくすく育つ、そこには地域社会と有機的に関わりを持ち繋がる必要がある。と言い、旧病院を基地に「タウン構想」の夢を語って下さいました。山縣院長の夢は病院の枠を越えてふくらんでいました。またそれを支える山下事務局長さんも素晴らしい方でありました。私も大変参考になり、長野県でも母乳の会など普及させたいし、地域全体で支える子育て支援を広めたいと感じました。 また、お邪魔させて戴き勉強したいと存じます。
| - | 09:38 PM | comments (1) |
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